富を手にする「ただひとつ」の法則
- ウォレス・D・ワトルズ, 宇治田 郁江
- 富を手にする「ただひとつ」の法則
この本はいいですよ。簡潔にして、余計なことは一切書いてない。
ポイントは思考のコントロールなのですが、オカルティズムや傲慢な主義は一切なく、絶対豊かになれると言っても、何もしなくては出来ないというバランスがホント無駄なく書かれています。
原題は「The Science of Getting Rich」と書いてあるように、「お金持ちになる科学」なのです。2×2＝4が不変のように、誰が実験してもお金持ちになれることは間違いないです。
じゃあ、この本を読んだ人、全員がお金持ちになれるかと言ったら、この本の通りにすれば絶対全員なれる。
だけど、この思考を保つのは難しいかもしれません。今までの性格というものが出来上がってしまっているからです。
世界的ベストセラーになってもいいのに、なっていないということは、この本を読んだ人達が自分だけのものにしてきてしまったからなんでしょうね。
自分だけのものにするより、世界的ベストセラーにしたほうが、世の中全体で豊かになれるはずなのに（本にも書いてある）。